寿司を活用するテクニック
残すつもりで読むと、読み込めずに、もう1回読まないといけなくなります。
読む熱意が足りないと、どうせ残すから、後で読み返せばいい、と思ってしまいがちです。
講演会に行くと、聴講者の中で、録音テープをとっている人がいます。
この人は、録音テープを持ち帰っても、まず聞かないでしょう。
録音テープをとると、家の中には録音テープがいっぱいたまってしまいます。
まず、講師が話しているその瞬間も聞いていません。
腕を組んだまま聞いて、メモもまったくとらないで、ただ録音機を回しているだけです。
それでは講演会の時間中もムダにしているし、話の中身も頭に残らないから、せっかくのチャンスをムダにして家に帰ります。
結局、家の中には永遠に聞かない録音テープだけが残ることになります。
その人は、いつか聞くつもりですから、テープだけがどんどんたまっていってしまいます。
私は地震が来るという覚悟でいます。
地震が来たら壊れてなくなるから、このメモは早く誰かに話したほうがいいし、本に書いたほうがいいという覚悟でいます。
捨てるつもりで、メモや書類を読む。
ロール式の感熱紙型のFAX用紙を使っているオフィスでは、一生懸命FAXをコピーしている人がいます。
コピーして普通紙で見ているほうが、たしかにFAXとしてのクオリティーは高くなって、ちゃんとした書類のような気がしてきます。
でも、結局それは1週間以内に捨ててしまうモノです。
捨てることがわかっているのに、わざわざコピーしている時間もムダだし、紙代ももったいないです。
これがどれぐらいの期間で腐るのか、という賞味期限を見極めないとダメです。
たぶんほとんどは、コピーしなくてもいいものをコピーしています。
丸まってしまったり、紙も薄いし、変色もするから、コピーしておいたほうがきれい、という言葉にだまされています。
たしかにきれいでも、その結果、実はその人の膨大なスペースを奪ってしまっていることに気づいていません。
たしかにコピーをとったFAXのほうがきれいかもしれません。
でも、逆に、汚いと早く捨てようという気持ちになります。
手の汚れる仕事をしている人のほうが1年中手を洗っているから、手がきれいというのと同じです。
1週間以内に捨てるFAXを、コピーしない。
会社の中で回覧物をとめる人は必ず決まっています。
社内で流される回覧物を、「後で読むから」といってわざわざコピーをとっている人もいます。
回覧物のコピーをとるようではいけません。
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